先日道場生の子にー
「打撃がストレスなので寝技を覚えたいです。試合で柔道みたいにカッコよく投げて柔術家みたいに関節技で1本取れたらスタミナもあんまり使いませんよね」
ーと言われました。うーん確かにトーナメント戦なんかはそれあるかもしれないと思いまいした(笑)(>_<)。人によって打撃のパンチが怖かったりとか初期の僕みたいに組技が嫌いな人もいるわけなんですよね。よくいうのは打撃は基本、移動稽古やミットや組み手(スパー)で体で覚えて感覚でつかみます。これに対し組技や寝技はわりと頭で考えて工夫することでうまくなります。人によって得手不得手あると思いますので得意技を鍛えてあとはそのスタイルに弱点を補強するような肉付けがあれば十分だと思います。パンチや蹴りが怖かったら組みついてしまえばいいですし、撃ち合いがしたければ組み合わなければいいんです。他の競技だとその限定されたルール内で身体性が優れている人が強いのですがルールに制限されずにその人の持っている個性、性格や体格、身体能力をそのまま活かせるのがうちの空手の特徴なんです。要は自分のスタイルを突き詰めていけばいいわけです。とは言っても両方できた方がいいので審査会や試合前は両方稽古に来た方がいいのですが(>_<)…。次の試合審査会は6/17(広島の廿日市スポーツセンター)です。道場生の皆さん、どっちかだけとか嫌がらず両方練習に来ましょう(笑).
※組技は松江市の県立武道館、打撃は松江市の矢田町体育館(うちの近所です(笑))でやってます。